恋音
嬉しくてたまんない。
けれど、結華はどうするだろうか?
あたしをせめるのか。
麻姫のように、耕輔を操るのか。
耕輔をとられてしまうのが怖い。
でも、結華を失ってしまうのも怖い。
「なぁんだ…。耕輔クンは、さやのものだったんだぁ~」
「えとっ!ごめんなさい!結華の好きな人が耕輔だと思わなかったのっ。言えなくて…ホントごめん!!」
許してくれるか、それとも…。
「そっかぁ…。さやのって言ってよね!!」
そう言った結華は、泣いていた。
なぜか笑って。
けれど、結華はどうするだろうか?
あたしをせめるのか。
麻姫のように、耕輔を操るのか。
耕輔をとられてしまうのが怖い。
でも、結華を失ってしまうのも怖い。
「なぁんだ…。耕輔クンは、さやのものだったんだぁ~」
「えとっ!ごめんなさい!結華の好きな人が耕輔だと思わなかったのっ。言えなくて…ホントごめん!!」
許してくれるか、それとも…。
「そっかぁ…。さやのって言ってよね!!」
そう言った結華は、泣いていた。
なぜか笑って。