恋音
あたし、何があったの!?
「良かった。見回りの途中で倒れたんだよ。急に倒れるから心配した~。」
「あ、ごめんなさい…」
悪いことをしたと、しょげているあたしに、先輩はなでなでしてくれた。
その手はすごくあったかくって、あたしの心の支えになった。
「見回りは、麻姫に頼んであるからさ。今日はゆっくり休みな」
麻姫…。
先輩は麻姫のことも呼び捨てで呼ぶんだね…?
だって、先輩の彼女だもんね。
「先輩、『麻姫』って呼んでるんだぁ…」
「あぁ、仮にも“彼女”だから」
「良かった。見回りの途中で倒れたんだよ。急に倒れるから心配した~。」
「あ、ごめんなさい…」
悪いことをしたと、しょげているあたしに、先輩はなでなでしてくれた。
その手はすごくあったかくって、あたしの心の支えになった。
「見回りは、麻姫に頼んであるからさ。今日はゆっくり休みな」
麻姫…。
先輩は麻姫のことも呼び捨てで呼ぶんだね…?
だって、先輩の彼女だもんね。
「先輩、『麻姫』って呼んでるんだぁ…」
「あぁ、仮にも“彼女”だから」