ﾄﾞﾝﾏｲ

「そ…そうよね…！

あっ！あいつが…っ！」


「え…?佐藤さん?」


「いやぁぁぁぁぁぁぁっ！あいつが！あいつが来た！伊藤さ…っ

ｻﾞｻﾞｰｯｻﾞｻﾞｰｯｻﾞｻﾞｰｯ」

突然電話線を切られたかのように電話が切れた。

佐藤さんは何を見たんだろう。


…とにかく警察に通報しなきゃ。


ｳｩｰｯ


サイレンの音がした。
私も準備をして佐藤の家に向かう。

家の周りには

警察やらパトカーやら野次馬やらで真夜中にも関わらず騒がしかった。