ドンマイ
晴田の手が真美の腹を突き抜けた。

「かはっ」


赤い物が滴り落ちる。

真美の腹は大きく穴が開いて、思わず目を覆いたくなる姿になってる。

「真美…!真美!真美!」

『アハハハハハハハハハ!』

腹を抱えて笑ってる晴田。


私にはどうもそれが理解できなかった。


「お前なんか・・・!」

『お前なんか?それはお前が言えることなのか?傍観者のくせに。」



「うるさいうるさい!傍観者、傍観者って自分に有利なように言ってるだけじゃない!
確かに私は悪かったけど関係ない人達を殺さないで!」


『・・・』
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