君恋 ~あの夏の記憶~





「どうするって⁇」



「だから、罰ゲームですっ‼︎」



「ま、まじで…⁈」



ん〜…どうしよっかなー。




でもやっぱりあたしにとって利益のあるものがいーよねぇ。




「ん〜…あっ、テディベアいーっぱい買ってもらおうかな♪

可愛いけど結構いい値段するんで手が出せなかったんですよ〜」



「そ、そう」



「まっ、もしインハイ行けなかったらまずビンタしますけどね」




なんか先輩の顔ひきつってるけどあたしの高校生活を捧げるんだから文句はないよね。




そろそろ休憩終わりかなっ‼︎




「ほら先輩‼︎早く指示出さないと‼︎」



「おっ、おうっ‼︎」




先輩がそう言ってコートに戻るのを見てからあたしは先生のところに入部届を貰いに行った。





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