極道の男につかまって
行為が終わると、男はタバコを吸っていた


「なぁ、お前なんて名前?」


「・・・木戸 愛菜」


「木戸・・・・か、俺は、黒崎 龍雅」


黒崎さんね・・・


「それより、お前家出してきたろ?」



黒崎さんは、勘が鋭い



「なんで・・・・ですか?」



「そりゃ、制服きてそんな荷物背負ってたら嫌でも気づくだろ」


あっ、そっか


つい、納得してしまった


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