極道の男につかまって
ドライヤーで、頭を乾かしているとき、インターホンが鳴った



「はい・・・・」



誰かと思いながら、ドアを開けた



すると、若い男の人が立っていた



「愛菜さんっスよね? 俺、下田 健(シモダ タケル)って言います 今日は組長に、愛菜さんと買い物に行くように言われたので迎えにきました」



え?組長・・・?




「えっと・・・組長とは・・?」



「あれ?知らなかったんスか? 龍雅さんは、黒崎組の組長っスよ」


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