極道の男につかまって
「俺は、お前以外の女抱いても、満たされなくなっちまったんだよ」


「ていうか、お前しか抱きたくねぇ」


胸がキュウと締め付けられて、顔が熱くなる


まさか、こんな答えが返ってくるなんて、思っていなかった




「でっ・・・でも、龍雅さん、彼女いるじゃないですか」


「はぁ? 俺、特定の女なんて作らねぇし」


「それに、お前以外の女とは全員、手切ってきたし」


「え・・・・そうなんですか?」


「あぁ、それにお前以外、この部屋に入れたくねぇ」

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