極道の男につかまって
最近、私はあることを考えている


実はまだ、龍雅さんに言ってないけど、バイトしようかなと思っている


高校も中退しちゃったし、それに、龍雅さんにお世話かけてばかりいるし、なにかしないとなぁと前から考えていた


そして、晩ご飯を食べているとき、思い切って聞いてみた


「あの、龍雅さん」


「ん?なんだ」




「あの・・・・・バイトしてもいいですか? 


   前から、考えていたことなんですが・・・」


龍雅さんの顔がちょっと、怖くなった


そして、少し考えてから


「・・・・・・・・わかった」


そう言ってくれた


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