極道の男につかまって
そして、次の日から、バイトをはじめた


ごく普通のファミレス。


でも、バイトの人達はすごく親切に教えてくれたり、やさしかった


「ねね、店の外にずっといる人って知り合い?」


外には、龍雅さんに頼まれたのか健さんが店の前で立っていた


「あ、まぁ・・・そんなところです」


そして、後片付けをして、バイトからあがった


「あっ、愛菜さん!!」


「ごめんなさい、遅くなっちゃいました・・・」


「全然いいですよ」

ニコニコ笑いながら、健さんは近づいてきた


「明日からは、警備しなくても大丈夫ですよ?大変だと思いますし」


「いえ、組長からのご命令なので! それに、愛菜さんを守ることだと思えば大したことないです」


2人で歩いていたら、マンションが見えた


「あっ、ここでいいですよ!」


「そうですか? では、気をつけておかえりになってくださいね」



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