極道の男につかまって

「だからね、今日からアンタにはお父さんへの償いをしてほしいワケ



じゃないと、お父さん、かわいそうでかわいそうでしかたがないの・・・


私が、守ってあげなきゃね」


ふふっと、笑った


意味がわからない・・・・


お父さんが私にしてきたこと、本当にお母さんは分かってないんだ・・・


だから、私は悪者なんだ・・・・


もう、母親とは言えないほどの腐った人間だ・・・・






「それに、アンタ、黒崎組の組長使ったんだってね


ふふっ じゃあそいつも、一緒に潰さないとね」


「やめてっ!!!! 龍雅さんだけは・・・ッ


私になら、なにしてもいいからっ!!」







< 65 / 75 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop