極道の男につかまって
「だからね、今日からアンタにはお父さんへの償いをしてほしいワケ
じゃないと、お父さん、かわいそうでかわいそうでしかたがないの・・・
私が、守ってあげなきゃね」
ふふっと、笑った
意味がわからない・・・・
お父さんが私にしてきたこと、本当にお母さんは分かってないんだ・・・
だから、私は悪者なんだ・・・・
もう、母親とは言えないほどの腐った人間だ・・・・
「それに、アンタ、黒崎組の組長使ったんだってね
ふふっ じゃあそいつも、一緒に潰さないとね」
「やめてっ!!!! 龍雅さんだけは・・・ッ
私になら、なにしてもいいからっ!!」