極道の男につかまって
龍雅さん、ちゃんと起きれたかな


ごはん、食べたかな


お仕事、大丈夫かな


そんなことばかり、考えていた


そのうち、眠たくなって


知らないうちに寝てしまった



朝になり、時間になったので、ネットカフェをでた


そして、公園についたときには


もう、あの人はいた



「ふふっ、ホントにきてくれたのね」


笑っているように見えるが、目は笑っていない


すると、ヤクザが私の手首を縄でしばった


「・・・・・・・ッ」


「一応、逃げないようにね」




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