君がいない教室も 君がいない授業も 君がいない学園祭も
当たり前のように隣にいた君が、うそみたいにいなくなる毎日なんて
ねえ 不安なことばかりだよ
新しい明日の足音に君も 寂しいと思ってくれてればいいのに。
4月1日で意味付けした
ズルい告白で伝えるよ。
*
愛おしく思い出してしまうのは、口を開くと出てきてしまうのは、終わってしまった日々のこと。君がいない明日からのことなんて考えたくない。
この時期ならではの不安定な心情が、不安定な主人公の言葉で綴られていて、頷きながら読んでしまいました。小春ちゃん、よかったね。
切なさ、そして希望。
春にぴったりの一作です。
素敵な作品ありがとうございました!
ぜひ、御一読を。