大人限定の恋

「……もういい。

…私は仲直りしたいって…達哉と話したいって思ってたけど、

達哉は違うんだね…」


「…んなこと知らねぇよ。

俺は、もうそんな気ない」


「…そっか」


達哉は他の女の子をとるんだ。

私なんかより、その子のことが好きになっちゃったんだ。

そもそも本気で私のこと好きじゃなかったんだろうね。

本気で好きだったら、浮気なんてしない。

しかも最終的に浮気相手をとるなんて。


絶対有り得ない。


今本当に達哉のこと、最低だと思ってしまった。

思っちゃいけないけど…

さすがに思ってしまう。
< 366 / 393 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop