青い残光【完】







わたしは、緊張で喉がつまったけれど、いつまでも周囲の先生のチラ見視線を集めながらここに立っているのも恥ずかしい。







全ては、このためにここまで来たんだから……











そう思うと、話を切り出す勇気がわいた。







「……あの!入部届けを…」






「えっ?」







先生の笑顔が固まったのをわたしは見逃さなかった。






先生の顧問している部活は、男子サッカー部。
女子が入部届けを持ってきたことに、須賀先生は驚いているらしい。





それに気付いたわたしは、すかさずフォローを入れる。









「サッカー部の、マネージャーです。」






「ま、マネージャー……!?」







そう言うと、先生はとてつもなくビックリしていた。
その表情を見て、わたしは焦りが出てきた。














「え……もしかして、入れませんか…?」








すでにマネージャーが沢山いたりすると、入れなかったりする……?














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