少女は会長様♡
「雪斗ぉ?全然痛くなかったから気にしないでぇ?後で、雷神召喚して黒焦げにしてやろうとか思ってないからぁ」



「ひぃっ!ごごごめんなさい‼︎‼︎」


全力で謝る雪斗に朱鳥は、


「いいって言ったのにぃ。まぁ許してあげる。……次はないと思えよ?」


最後に低ーい声がしたのを、幹部3人と雪斗は確かに聞いた。


朱鳥を除いた4人は無言で視線を合わせ、うん。とひとつ頷く。



4人の胸中はきっとこうだろう。


『朱鳥に手を出そうものなら倍返しどころか、殺される』
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