少女は会長様♡
「お、おう。じゃなくて!はい。一応、昼飯の希望を聞きますけど?」


敬語になっている雪斗を満足そうに眺めた朱鳥は

「なんでもいい。多分あたしは作らなくても貰えるから」

と言った。



作らなくても貰えるというのはあながち間違っていない。



知っての通り朱鳥には叶美をはじめとしたファンが沢山いる。

そのファンの皆が勝手に作ってくれるのだ。


現に、購買なんかでも頼んでもないのにパンやらおにぎりやらジュースやらを買ってくる。




どうやって好みを把握しているのか疑問である。
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