少女は会長様♡
4節
「ここならいいかな?うっわ。雨降りそう。急ご」
ふと視線を上げると重く雲が垂れこめている。
急いで式召喚用の紙を取り出して口元に当てる。
「汝、いっときの命をやどし我が声を伝えよ。白蝶」
フウと息を3回吹きかける。
すると、紙が形を変えやがて白い蝶々になった。
朱鳥がよく使う式だ。
白蝶に用件を告げると、朱鳥の周りを踊るように一周する。
キラキラと輝く軌跡を描きながら理事長室の方へ飛んでいった。
ふと視線を上げると重く雲が垂れこめている。
急いで式召喚用の紙を取り出して口元に当てる。
「汝、いっときの命をやどし我が声を伝えよ。白蝶」
フウと息を3回吹きかける。
すると、紙が形を変えやがて白い蝶々になった。
朱鳥がよく使う式だ。
白蝶に用件を告げると、朱鳥の周りを踊るように一周する。
キラキラと輝く軌跡を描きながら理事長室の方へ飛んでいった。