少女は会長様♡
2節
教室に着くと早速、雪斗……潮田先生が話し出した。
(やばい。雪斗が先生とか笑える)
見慣れない雪斗の姿につい頬が緩む。
それを目ざとく見つけた雪斗は
「おー。寺本、そんなにニコニコして聞いてくれて先生は嬉しいぞ」
なんて言うもんだから、クラス皆の視線を集めることになった。
皆に曖昧に笑い返しながら、雪斗に殺気を込めた視線を送る。
すると雪斗はちょっと引きつった顔をして、話を戻した。
(覚えてなさいよ‼︎ただじゃすまさないから)
「えー。連絡は以上だ。高校生になったからって羽目を外さないように。お前らは桔梗学園の生徒なんだからな」
「それじゃあ、解散。またあした」
なぜか輝夜のかけた号令でHRは終了した。
(やばい。雪斗が先生とか笑える)
見慣れない雪斗の姿につい頬が緩む。
それを目ざとく見つけた雪斗は
「おー。寺本、そんなにニコニコして聞いてくれて先生は嬉しいぞ」
なんて言うもんだから、クラス皆の視線を集めることになった。
皆に曖昧に笑い返しながら、雪斗に殺気を込めた視線を送る。
すると雪斗はちょっと引きつった顔をして、話を戻した。
(覚えてなさいよ‼︎ただじゃすまさないから)
「えー。連絡は以上だ。高校生になったからって羽目を外さないように。お前らは桔梗学園の生徒なんだからな」
「それじゃあ、解散。またあした」
なぜか輝夜のかけた号令でHRは終了した。