少女は会長様♡
クスッと笑うと緋炎がカリカリと頬をかいた。


「帰るぞ」

「えぇ。早く帰らないと風嵐が怒るね」



廊下にでても生徒は既に帰ったようだ。

生徒玄関を通過し校門をでたところで、肩に上着がかけられた。



不思議に思ったのは一瞬。

すぐに上着をかけてくれた主に思い至る。
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