サッカー部の君と私。
第 2 章 。
* わたしだけ *
「 ふあああああ。
疲れた〜 。 もう、帰りたい〜。」
私がそう声を漏らす。
「何言ってんの 。
今は帰りのSTでしょ。」
そう 麻衣につっこまれる私。
麻衣とは高校1年、2年と
クラスが同じなの。
「うう〜。けどさぁ〜。」
「あんた、そういえば
今日部活あるわよ。」
「え!!!ほんと??
やったーーーー !!」
と大きい声を出す私。
「うーるせーな。
莉央、声でけえよ」
と笑いながら言うこの人は
幼馴染の礼央。