ラスト・プレゼント(さようなら と、愛してる。)
…でもね、
"運命"を感じたのは
長い間 生きてきた中で、貴だけ だったの。
記憶を なくしても、
何度も何度も。
きっと これから先 違う時代に生まれても、
何度も繰り返すと思う。
きっと、サナちゃんも。
< 46 / 46 >
この作家の他の作品
表紙を見る
花
↓
月に降る雨
↓
LoVe LeTtEr
↓
**カノン**
↓
ラスト・プレゼント(さようなら と、愛してる。)
表紙を見る
夜、
―桜。
窓に寄り掛かるようにして佇む彼の後ろで、その花びらが舞う。
四角く切り取られた夜の黒と、
激しく散る桜の薄桃色のコントラスト、
それを背にした彼の端正な顔を、月明かりが白く照らして…いた。
近付く度に、瞳の中の光が揺れる。
まるで、この世のものとは思えないような美しさで、
薄く、微笑う。
**花**
↓
月に降る雨
↓
LoVe LeTtEr
↓
カノン
↓
ラスト・プレゼント(さようなら と、愛してる。)
表紙を見る
「信じてくれ」と言われたから と 言って、信じる訳じゃない。
「信じなくて良いよ」と言われても、自分が信じたかったら信じる。
結局、全部"自分"。
他人が下す自分の評価と いうのは、結局 言葉通り、他人が勝手に下しているだけで あって、あくまで「他人の目には そう映ってるよ」という客観的 事実でしか ありません。
なので、他人の評価=自分の価値では決して ない。
前までの私は「誰にも嫌われたくない」と思っていた節が あった…と、思います。
…今でも好きな人から嫌われたら それは悲しいとは思うけれど…
少なくとも今の私は、「みんなから好かれたい」という気持ちが なくなった。
人を嫌いに なるのも、「そりゃ その人の自由だよね」と思うように なったのです。
自分の気持ちを勝手に人に決められて その通りに ならないように、人の好き嫌いまで自分が支配できる訳がない。
それから、
私は この考えに至ってから気持ちが とても楽に なったので、他の人も少しでも楽になれば いいなぁ…、自分の言葉で誰かを救えたら いいなぁ と 思い、
より多くの人に伝わるように、小説を公開し始めました。
けれど それも、自分が勝手に決められる事じゃない。
自分が そんなに"多くの人を救える人間"だと思い込んでいた事が、思い上がりだと、とても恥ずかしくなりました。
だから私は、あなたを救うことは出来ないかもしれない。
考えだって変えられないでしょう。
多くの人を救える人間になる事は夢では あるけれど、今の私には現実問題 無理だという事を理解し自覚しています。
でも、大勢を救えないのは分かっているけれど、
ただ、心の どこかに この小説の どこかのフレーズが、ちょこっと刺さってくれた人が1人でも いらっしゃるかもしれない。
そうなったら"私は とてもラッキーな人間だ"という気持ちで、これからも小説を書きたいと思います。
最後に…
実力とは別なので、勝手に願わせては貰います。笑
あなたの気持ちが少しでも楽に なりますように…。
―**あとがき**より抜粋―
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…