仕事しなさい!
「今夜も公園でしょ?見に行ってもいいですか?」


「イヤ!」


「お友だちに彼氏って紹介してくださいよ」


「死んでもイヤ!」


……その晩、客席の一番目立つ場所で須賀くんが私を見ていたのは言うまでもないことだ。



< 29 / 238 >

この作品をシェア

pagetop