仕事しなさい!
でも、今日は仏様がいる。
お隣から弓枝ちゃんが声を張る。
「ちょっと、須賀くん!倫子さんに絡まないで!」
彼女は現在も広報課。
須賀くんの先輩にあたるんだ。
「絡んでないですよ!これはアプローチってやつです」
何を言い出すかとヒヤヒヤしている私。
反対の横から白木さんが話に入る。
50代で昔ラグビーで慣らした大きな身体の白木さん。
人の良いオジサマで、私は結構仲良しなんだけど……。
「なんだ、須賀。最近やたらとうちの課に来ると思ったら、安斉さん目当てだったのか」
「やだなぁ、仕事はしてるじゃないスか。ついでに」
「ついでかよ!」
弓枝ちゃんが私に耳打ち。
「知ってるとは思いますけど、ヤツですからね。須賀渡は女の敵。泣かした女は数知れず。要注意ですよ」
お隣から弓枝ちゃんが声を張る。
「ちょっと、須賀くん!倫子さんに絡まないで!」
彼女は現在も広報課。
須賀くんの先輩にあたるんだ。
「絡んでないですよ!これはアプローチってやつです」
何を言い出すかとヒヤヒヤしている私。
反対の横から白木さんが話に入る。
50代で昔ラグビーで慣らした大きな身体の白木さん。
人の良いオジサマで、私は結構仲良しなんだけど……。
「なんだ、須賀。最近やたらとうちの課に来ると思ったら、安斉さん目当てだったのか」
「やだなぁ、仕事はしてるじゃないスか。ついでに」
「ついでかよ!」
弓枝ちゃんが私に耳打ち。
「知ってるとは思いますけど、ヤツですからね。須賀渡は女の敵。泣かした女は数知れず。要注意ですよ」