仕事しなさい!
「なによ……きゃあッ!」


須賀くんが私の身体を担ぎ上げたのだ。
米俵でも持つように肩にね。

そのままデスクに運ぶと、パソコンの横に私のお尻を降ろした。


「倫子さんが生意気な態度とるからさ。少し、お仕置きがいるかなぁと」


須賀くんが私の太ももに手を置く。
反対の手は私の後頭部。
引き寄せられ、キスされる。

本日も彼のキスは激しい。
何度かされるうち、息を止める必要がないのはわかったけど、
執拗に絡められる舌にどう応えたらいいのか不明だ。

須賀くんは私の唇を責め立てては、首筋や耳、おでこなんかにキスを繰り返す。
そして、また唇に戻る。
右手は私のストッキングの太ももを撫でさすっている。
そのまま、内ももやお尻の方に手がいきそうで、ヒヤヒヤ。
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