キミの声とわたしの心と

「フフ、いきなりのことで驚いているようですね。ダメじゃないですかちゃんと本人にお伝えしておかないと。」
「はっはっは、では後はお若いお二人で。」
「え?ちょっ、お父様!?」
早っ!?パパ逃げ足早っ!?
パタンっ
「あ、…」
「行っちゃったね。」
あんのクソ親父いぃぃぃ!!


あれから約10分
「………。」
「………。」
お互いに全く会話が弾まず、10分の間中私は俯いてコーヒーを啜り続けていた。(あ、もおコーヒーないや。)
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