ケータイ小説は小説か?
ケータイ小説との出会い
あなたは、いつからケータイ小説を書いていますか?
いつ頃から、ケータイ小説を読んでいますか?
私とケータイ小説との出会いは、ブームがすっかり去った後、今から数年前でした。
書くことが大好きな私は、その頃、書きたくて書きたくて、書いたものを誰かに読んで欲しくて、でも、新人賞に出しても、よくて一次選考通過、後は選外という状況に悩んでいました。
送られてくる選評は、とても勉強になるし、その課題に向き合いながら、また書くわけですが、書いても、新人賞であれば、受賞しなければ、選評者以外の誰にも読んでもらえません。
それは、仕方ない。
けど、誰にも読んでもらえない状況が、私は、寂しくて仕方ありませんでした。
いったい、どうすればいいのかと、悩みました。
学生時代は、文芸部などに所属し、友だちもいたし、お互いの作品について語り合うこともありました。
でも、既に社会人。
私には、小説を書いても、誰かに見てもらう場は、ありませんでした。
そんな時、どこかに、私が書きたい小説の受け皿はないかと探していて見つけたのが、ケータイ小説市場でした。
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