ケータイ小説は小説か?
すっかり長くなってしまったので、そろそろ、まとめに入りましょう。
実は、ここに書くかどうか、ずいぶんと悩みました。
が、書いてしまいます。
私は書くことでは生活をしていませんが、作家です。
フリーペーパーにささやかながら連載を持ち、書籍も出版しています。
ようやく、自分を作家と言ってもいいんじゃないかと、最近、思うようになったところです。
「将来の夢は小説家」
と、ドキドキしながら両親に話したのは、大学生の時でした。
あれから、随分と時が流れました。
書く場がなくなっても、読んでくれる人がいなくなっても、それでも書きたかった。
その思いと情熱だけで、今、私は、ここにいます。
大学生の時に両親に言った言葉は、まだ実現できていません。
私の小説は、未だ、趣味の域を出ていません。
なので、大人になった今でも、私は言っています。
「将来の夢は小説家」
ケータイ小説と出会えてよかったと思っています。
少なくとも、小説家にはなれなくても、書いたものは読んでもらえる。
若い感性に触れることもできる。
そして、
いつか、必ず……
という夢を持ち続けられます。
思い切って飛び込んでよかった!!
それが、今の私の紛れもない真実の思いです。