私の片割れが隣の片割れに盗られた次の日、私はもう1人の片割れに告られた。




「いーやー?なにもー?

 ねぇ!蒼!一緒に今日も帰ろうっ!」


って、いつも通りに話しかけた


『………………………はいはい』


なんでそんなつまんなそうな顔して…


むぅ…と蒼をみると、

私の頭をただポンッと叩いて席に戻っていってしまった。


< 34 / 186 >

この作品をシェア

pagetop