風を切る君
文化祭当日
「いらっしゃいませー!」
「ようこそ!」
やってきた文化祭当日。
私は着たくない
メイド服をきて接客している。
「かわいいねーきみ」
「あ、ありがとうございます…」
からみがめんどくさくて
その場から去ろうとしたら
すーとおしりを
さわられた。
「きゃっ!?」
「お客様。そういうのはよそでやってください。」
チャラそうな男のひとの
腕をつかんで助けてくれたのは…
「か、一哉…」
男の人は舌打ちをして
でていった。
そして、一哉は私のことを
みた。
「気を付けろよ?」
「うん…。」
頭をぽん。として
一哉はまた接客を始めた。