【短】 幼なじみのアノ彼



トボトボと家に向かう。



隼人は帰宅部
少しでもきっかけが欲しくて
私はどこの部にも入らなかった。




(けど…帰り道1回も会ったことないなー)




家が見えてきた。
私の家の隣が隼人の家。




『隼人はもう帰ってるのかな』



ちょっとゆっくり歩いてみる。



…なにも起きない。




『ちぇー』


(まぁ会えたところで
なにも出来ないのが私だからね)



すぐ家に着いてしまい、
鍵を取り出した。





ずっと視線は隣の家のドア。








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