運命の二人~白と黒の物語~
プロローグ
1
彼は、空中に浮かぶ球体を見つめていた。
それは地球によく似た、というより地球そのもののような青い石の球体。
地上に当たる所にはまるで星が煌めくように、沢山の光が瞬いている。その中で一ヶ所、一際輝いている光があった。
「…見つけた…。」
彼は一言そう言うと、黙ったまま、じっと光を見つめ続けていた。
それは地球によく似た、というより地球そのもののような青い石の球体。
地上に当たる所にはまるで星が煌めくように、沢山の光が瞬いている。その中で一ヶ所、一際輝いている光があった。
「…見つけた…。」
彼は一言そう言うと、黙ったまま、じっと光を見つめ続けていた。
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