運命の二人~白と黒の物語~
「この国の事を学んで頂きたい。勿論最低限のマナーも含めて。」


そう言ってテーブルに近づき片手を置くと


「やっていただけますね?」

と詰め寄ってきた。


やりません、と舌を出したくなったけど、昨日、ジェットに優しくすると決めたばかりだ。


こいつの話は聞きたくないけど。


「わかったわ。やります。」


バルゴにしっかり目を向けて返事をした。


「宜しい。では、今から始めましょうりか、」
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