運命の二人~白と黒の物語~
その日から午前中は作法や立ち振舞い、国の歴史からダンス(!)まで授業を受ける事になった。


それぞれ専門の先生がつくが、ダンスと歴史はバルゴが教えてくれた。


毎回、こんなことも覚えてないのか、と言わんばかりの顔と溜め息をつかれ、最悪の教師だった。

特にダンスの時間はどうしても身体が触れあうので嫌悪感から集中出来なくてなかなか上達しない。

そのせいでバルゴの溜め息もいつも以上に盛大だ。






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