運命の二人~白と黒の物語~
“世界の間”に着くと扉をそっと開けた。
いつもならマーサに聞いてから来るようにしているが、今日はそのまま来てしまったので、誰かいないか心配だった。
運よく今日は誰もいない。
(けっこう会議や何かしてるのよね。前にうっかり開けちゃってバルゴに睨まれたっけ。)
中に入り扉を閉めた。
地上球の下に行って呼びかける。
「タロ。」
タロの魂がすぐに現れ降りてきた。
嬉しそうに凛々の回りを飛び交っている。
「そんなに私に会えて嬉しいの?」
凛々はクスクス笑いながら魂に手を伸ばした。
魂はそうだよとでも言うように、ますます飛び回った。
タロが元気になってきて本当に良かった。
所々にあった傷も大分癒えて、塞がってきている。
それと一緒に不思議な事が起きてきている。
いつもならマーサに聞いてから来るようにしているが、今日はそのまま来てしまったので、誰かいないか心配だった。
運よく今日は誰もいない。
(けっこう会議や何かしてるのよね。前にうっかり開けちゃってバルゴに睨まれたっけ。)
中に入り扉を閉めた。
地上球の下に行って呼びかける。
「タロ。」
タロの魂がすぐに現れ降りてきた。
嬉しそうに凛々の回りを飛び交っている。
「そんなに私に会えて嬉しいの?」
凛々はクスクス笑いながら魂に手を伸ばした。
魂はそうだよとでも言うように、ますます飛び回った。
タロが元気になってきて本当に良かった。
所々にあった傷も大分癒えて、塞がってきている。
それと一緒に不思議な事が起きてきている。