運命の二人~白と黒の物語~
ジャスティスは凛々をうっとりと眺めながら、語りかける。


「…キスは、嫌いな人には出来ないだろ?私の事が好きになれるかどうか、試してみないか?」



「…そうだね…いいアイディアかも…」


熱に浮かされたように、頭が働かない。ジェットの顔から視線が外せない。


いつの間にかお互いの額がぶつかるほど近くにいた。


「…ホントに?…自分の気持ちが分かるようになる…?」


ジャスティスの目には欲情の光が宿り始めていた。


「…ジェットも…同じ気持ち…?」


凛々はジャスティスの肩に手を回す。


「…ああ。…狂おしいほど、君を求めてるよ…」


ジャスティスはもう、我慢出来なくなり、凛々の唇に触れようと顔を近づけた。



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