運命の二人~白と黒の物語~
「私のもの?」


「ああ。このウルフファングは騎乗出来るように訓練されてる。時間がある時に楽しむといい。」

「でも、私、乗り方なんて分からないよ。」


嬉しいけど、まだ怖い。。ジャスティスに不安そうな顔を凛々は見せた。

ジャスティスは凛々の頭に手をそっとおいて撫でた。


「大丈夫だ。この妖獣は人の気持ちが分かる。思いを伝えるだけでいいんだ。」


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