運命の二人~白と黒の物語~
「やったあ!じゃあ、明日迎えに来るから、ママとここで待ってて。」


「うん!分かった!」


「約束だよ!絶対だからね。」


私は怒って言った。


「私は嘘つかないもん!」
私がぷーっとふくれると、
「ごめんね。嬉しくってさ。急に帰る事が決まって、リリーと離れたくなくて、どうしたらいいかずっと考えてたんだよ。うまくいって良かった!」


リードはさっきとは別人のように浮かれてしゃべっている。


私も嬉しくなった。



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