運命の二人~白と黒の物語~
知りたいけど知りたくない事実。
「…あなたは悪魔なの…?」
凛々はおそるおそる聞いた。
「…正確には違う。」
ジャスティスは慎重に言葉を選んで話した。
「私の身体は、魔界のエネルギーを吸収してしまうんだそれも負の部分だけ。
最初はごくわずかだった。しかし今では自分でも闇に侵されているのが分かる。」
ジャスティスは自分の胸をそっと押さえた。
「手袋を外した時に、手から闇が漏れ出すのを見たろう?最近では制御が難しいくらい心に闇が広がっている。
…手袋をしているのはさっきのように凛々を傷つけないためもあるが、少しでも魔が身体から漏れ出さないようにするためなんだ。
…今、負のエネルギーは私から溢れだし、魔界を、世界を覆いつくそうとしている…。
私が…“世界を滅ぼすもの”なんだよ…」
ジャスティスの告白に衝撃を受けて、凛々は何も言えなかった。
「…あなたは悪魔なの…?」
凛々はおそるおそる聞いた。
「…正確には違う。」
ジャスティスは慎重に言葉を選んで話した。
「私の身体は、魔界のエネルギーを吸収してしまうんだそれも負の部分だけ。
最初はごくわずかだった。しかし今では自分でも闇に侵されているのが分かる。」
ジャスティスは自分の胸をそっと押さえた。
「手袋を外した時に、手から闇が漏れ出すのを見たろう?最近では制御が難しいくらい心に闇が広がっている。
…手袋をしているのはさっきのように凛々を傷つけないためもあるが、少しでも魔が身体から漏れ出さないようにするためなんだ。
…今、負のエネルギーは私から溢れだし、魔界を、世界を覆いつくそうとしている…。
私が…“世界を滅ぼすもの”なんだよ…」
ジャスティスの告白に衝撃を受けて、凛々は何も言えなかった。