運命の二人~白と黒の物語~
それを理解した時、自然と涙がこぼれた。



ごめんなさい。辛かったね。


私にしか貴方を救えないのに、ずっと独りにさせてた。



貴方も私も運命で結ばれていて、今を受け入れなければならない。


でもね。


私がジェットの側にいたいと思う気持ちは、それが理由じゃないから。



私は、貴方と生きていきたい。



思いを込めて胸に手を置くと、凛々の身体から光が溢れだした。






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