運命の二人~白と黒の物語~
「皆もすでに知っていることと思うが昨日400年ぶりの月が出た。
契約の神が私達、私と凛々を認めてくれたのだ。月は我らの象徴であり、絆であり、あらゆる産物を産み出してくれる。
国もこれからは豊かになるだろう。
私の代が永く続くよう、これからは二人、力を合わせて治めるつもりだ。未熟な私達をこれからも支えていってほしい。
重ねてお願いする。」


最後の台詞の前に、ジャスティスは凛々のほうを向き、手をとった。






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