運命の二人~白と黒の物語~
凛々が深い眠りについていた頃、青年は独り部屋にいた。
この部屋は「世界の間」と呼ばれている。
部屋全体は石造りで中心の部分は丸く一段下がっていて、エメラルドグリーンのモザイクタイルで装飾されていた。
それと対をなすように天井にも同じ装飾がされており、タイルの色はターコイズブルーになっていた。
その、モザイクタイルの空間の中心に3つの石の珠があった。
珠の直径は、男の人が両手を広げたよりも少し大きい位。普通なら空中には決して浮かばない大きさだ。
一つは地球にそっくりの青い珠。一つは黒光りした珠。最後の一つは金色で柔らかな光を放った珠。その珠がゆっくりと回っている。
その部屋の一番奥には玉座があり、青年が物思いに耽りながら座っていた。
この部屋は「世界の間」と呼ばれている。
部屋全体は石造りで中心の部分は丸く一段下がっていて、エメラルドグリーンのモザイクタイルで装飾されていた。
それと対をなすように天井にも同じ装飾がされており、タイルの色はターコイズブルーになっていた。
その、モザイクタイルの空間の中心に3つの石の珠があった。
珠の直径は、男の人が両手を広げたよりも少し大きい位。普通なら空中には決して浮かばない大きさだ。
一つは地球にそっくりの青い珠。一つは黒光りした珠。最後の一つは金色で柔らかな光を放った珠。その珠がゆっくりと回っている。
その部屋の一番奥には玉座があり、青年が物思いに耽りながら座っていた。