レインボーカラー【短編集】
さて、さっきの後悔がもっと
大きくなったのはその数分後。
「葵海ちゃーん。可愛いね」
「あなたたち誰ですか?」
「君に手出したら神楽くん 怒るかな?」
どうしよう話が通じない。
そして、とっても気持ち悪い。
でも、残念だね。
神楽はそんなことじゃ怒らないし
寧ろ、こんな場所こないよ?
自分で考えてて悲しくなる。
「神楽くん、来ないの?」
「……。」
「葵海ちゃん?」
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