レインボーカラー【短編集】
手を広げ待ってる洸くんに一言。
「嫌です。」
本当はマッハで行きたい。
建前ってやつですよ。一応怒ってるんで!!!
本音はマッハの方ね?
「志乃ちゃん。来て?」
そんな風に首傾げられたら……
もぅ、駄目だ。洸くん 可愛いすぎ。
女の子なんですか?あなたは。
悔しいけど誘惑に負けました。
軽く開いている足の間に座り込むと
満足そうな顔で後ろから手を伸ばす。
「志乃ちゃん。好きだよ。」
「…っ!!!」
耳元でそんな事 言われたら恥ずかしいじゃん。