とろけるような甘いキス
「じゃぁ持ってこうか。頑張って持ってけばすぐおわる!」
気合いを入れて教科書を持とうとした。
うっ
重い……!!
5,6歩歩いたところではもう,腰の骨が折れそうだった。
「俺がもつよ。」
「ううん!こんなの余裕余裕!
……じゃないか…も…。」
ドスンと落とした。
袋に入ってたからいいものの、危機一髪。
「ほら。貸せよ。」
ひょいっと持ち上げる龍太くん。
さすが男子だなあ。
力持ち。