とろけるような甘いキス



「待って。」


あたしは無視した。



「話があるんだけど。」




なんの話があるっていうの?



「ねえ、無視しないでよ。」




しつこいなあ、もう!!





「もうなに!?」



あたしは振り返った。



その瞬間



あたしの唇に何かが触れた気がした。




< 152 / 222 >

この作品をシェア

pagetop