とろけるような甘いキス

「ん…んぐ…ん…。」



洗っても洗ってもあの感触は残っていてキレイにならない。


大げさかもしれないけど、龍ちゃん以外と唇が触れたのはイヤで仕方なかった。





目の前の鏡を見ると、あたしの顔は涙でぐちゃぐちゃだった。




どうしよ…。



龍ちゃんに泣いてるところみられちゃったよ…。




心配かけちゃったかも…。




「優衣…!?どうしたの!?なにがあったの!?」



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