とろけるような甘いキス


とりあえず多目的室まで行った。






中野は俺がきたあとすぐにきた。







しばらくの沈黙。



なんか話さなきゃな。






「お前名前は?」




とっさにきいた。




名前なんて知ってるのにな。






「えっ名前?優衣だよ。中野優衣!」






うん。知ってるそんなの。
知らないわけないよ。








「中野っていうんだ。よろしくな!」





とりあえず好印象をもたれるように笑顔で返事をした。


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