とろけるような甘いキス


「ほら。」


ひょいっと渡した。


「わーい!ありがと~!龍ちゃん大好き~。」




"大好き"なんか言われると照れるじゃねえか。



こんなことで喜んでくれるならいくらでも取ってやるよ。





「次、どっかいきたいところは?」




「うーんとね…じゃぁ次は龍ちゃんが決めて!」






「俺?俺はねー…」


しばらく考えた。


そういえば今日は俺の家誰もいないんだよな。




「俺の家行く?」



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