blue_tear
4話

「一年間ここのクラスを受け持つことになった福山純だ。よろしくな」

先生が教卓に立ち自己紹介を始めた

「と…まぁ、プリントを配りたい所だが今からプレハブ校舎に移動します。」

あ、そういえば…

ここの校舎古いから一回壁を塗り替えたり暖房付きになるんだっけ

二年生や一年生は校舎が別だから移動しないんだよね

「そこでお前ら3年生は八ヶ月プレハブでいつも道理生活してもらう。運動場に近くて体育とか五月蝿いかもしれないがそこは我慢な」

うわぁ、それは無理

授業中寝れないじゃん←


「そろそろ放送が流れるこ…

『えー…今から3年生は机やイス全部持ち動き始めてください。今外が雨で滑りやすくなってたりしてるので気をつけて行動してください』

雨降ってる中で移動とか嫌ぁああ…

「放送流れたから移動するぞー」

私達は机にイスを上げ移動し始めた

外では先生達は移動する三年生に
「ここ滑りやすいから気をつけて!プレハブの階段や廊下は机引きずらないように!」

など声掛けをしていた

ま、誰も滑らなかったけどね

プレハブで自分達の教室に入ったら

すでに暖房が付いていて暖かかった

「一応言っておくが…お前らは受験生だ!暖房が付いてて暖かいからって寝ないように!」

うっ←

先生鋭い‥!!

「蒼ちゃん絶対寝そー…(笑)」
「っ、そんなことないもん!」

桃ちゃんが肩をツンツンと触りながら後ろから言ってきた

それに気づいた福山先生が
「伊藤…寝るなよ~?(笑)」

と笑いながら私に言ってきた

もう、皆して…!!
私をからかいやがって‥!!

< 5 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop